ものづくりに近道はない。

春一番が吹き、レザージャケットで出かけるのに最適な季節も間近。
欲しいモデル、Myサイズのジャケットが店頭にあればいいが、SUNSET BAYのレザージャケットは、オーダーから納品まで、最近では8ヶ月から1年ほど見ていただいている。

1日でも早く袖を通したいお客様の気持ちは十分にわかるが、この長い期間こそが、本物のものづくりの証明だと思っていただけるとうれしい。

1着のレザージャケットができるまで

レザージャケットの製作は、ひとつの工場ですべてが完結するわけではない。
革の鞣し、裁断、縫製、それぞれ専門の職人の手により、時間をかけて作られていく。

そしてすべての工程において、クオリティチェックを徹底している。
たとえば革の鞣しであっても、すべての動物が同じ皮の表情を持つわけではなく、鞣した時点で色や質感か若干異なるものもある。
1着のレザージャケットに、色が微妙に違う革を使うわけにはいかない。

革が上がってきて裁断が終わると、次は縫製の工程に入る。
ここでも当然スピードを優先することはなく、一貫した管理体制のもと、細部まで丁寧な仕事を進めていく。 

着る人に感動を届ける喜びを

SUNSET BAYというブランドは、「デザインがかっこいい」「着心地がいい」など多くのお客様に評価いただいているが、妥協のない地道な積み重ねが土台となっている。

良いプロダクトは、目で見て、手で触れればそれが伝わる。
理屈ではなく直感的なものだが、触れた瞬間に「うわ、これすごい」と感じてもらいたいし、我々自身もその感覚を大切にしたいと思っている。

短時間で調理ができる圧力鍋や、プロンプトを入力すれば即座に答えをくれるAIのようなものがあればいいが、ものづくりの現場に近道はない。

SUNSET BAYのプロダクトに魂を込めてくれている職人たちに対しても、感謝とリスペクトを忘れず、着る人に感動を届ける喜びを分け合えるパートナーでありたいと思う。

Made in Japanという誇り

現在、本格的な製造工場として機能できるように、鎌倉にファクトリーの整備を進めている。バッグやポーチといった小物から、靴、レザージャケットまで、ここで縫えるようになる日もそう遠くないかもしれない。

先人たちの知恵を借りながら、日本のものづくりを絶やさず、新しいかたちへと発展させる。
そして、世界に誇れる日本のクオリティを代表するブランドを目指し、これからもSUNSET BAYは進化していく。